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2026/10/20 プレスリリース

SCSKセキュリティがK-SECと連携し、全国12高専の学生24名を対象に実践型「サイバーセキュリティ演習」を初実施 ~現役セキュリティアナリストが指導、高専生が攻撃者の視点に立ち、マルウェア感染に至る流れやWebアプリへの模擬攻撃を体験~

2026年10月20日
SCSKセキュリティ株式会社

SCSKセキュリティがK-SECと連携し、全国12高専の学生24名を対象に
実践型「サイバーセキュリティ演習」を初実施
~現役セキュリティアナリストが指導、高専生が攻撃者の視点に立ち、マルウェア感染に
至る流れやWebアプリへの模擬攻撃を体験~ 

SCSKセキュリティ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:市場 健二、以下 SCSKセキュリティ)は、KOSENサイバーセキュリティ教育推進センター(以下 K-SEC)と連携し、全国の高等専門学校(以下 高専)の学生を対象とした高度人材育成講習会「サイバーセキュリティ演習」を、2026年9月14・15日の2日間、オンラインで開催しました。SCSKセキュリティが本演習を担当するのは今回が初めてです。講師には、SOC(セキュリティオペレーションセンター)で日々サイバー攻撃の監視・分析にあたる現役のセキュリティアナリストが参加し、実務の最前線で得た知見をもとに指導しました。

本演習では、サイバー攻撃の高度化・巧妙化や国内のサイバーセキュリティ人材不足を背景に、日常の授業では学ぶ機会の限られる実践的な攻撃手法と防御策を、現役のセキュリティアナリストの指導のもとで学ぶ機会を提供しました。全国12高専から24名の学生が参加し、攻撃者の視点に立って、マルウェア感染に至る一連の流れや、意図的に脆弱性を残したWebアプリケーションへの模擬攻撃を通じ、攻撃の仕組みと防御の考え方を実践的に学びました。受講後アンケートでは、回答者の9割以上が演習に満足し、95.8%が今後も同様の演習に参加したいと回答しました。

1.背景
近年、AIの活用拡大や標的型攻撃の増加などを背景に、企業や社会インフラを取り巻くサイバー攻撃は高度化・巧妙化しています。経済産業省が2025年5月に公表した最終取りまとめ※1では、国内でサイバーセキュリティ人材が約11万人不足しているとの民間調査結果が示されており、人材の質・量の強化が課題となっています。こうした状況を踏まえ、全国の高専では企業や外部機関と連携し、実践的な演習を通じたサイバーセキュリティ人材育成を進めています。※2
その取り組みの一環として、K-SECでは2016年度から本演習を実施しており、2018年度以降の参加者は累計406名にのぼります。今回、SCSKセキュリティが初めて本演習を担当しました。

※1
「サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた検討会最終取りまとめ」を公表しました|経済産業省 https://www.meti.go.jp/press/2025/05/20250514002/20250514002.html
※2
高専が継続的に輩出する人材|独立行政法人国立高等専門学校機構
https://k-sec.kochi-ct.ac.jp/human-resources/index.html

2.実施概要

実施日:
2026年9月14日(月)・15日(火)
受講者:
各国立高等専門学校 本科・専攻科の学生
受講者数:
24名
講師体制:
SCSKセキュリティ社員5名 (講師1名、補助講師4名)
セキュリティオペレーションセンター(SCSK Security SOC)セキュリティアナリストならびにセキュリティサービス企画開発及びセキュリティサービス担当
演習内容:
本演習では、従来の講義だけでは扱いにくい「攻撃者の視点」を取り入れ、安全な仮想環境上で実際に手を動かすハンズオン形式を採用しました。攻撃者の立場から、意図的に脆弱性を残したWebアプリケーションへの模擬攻撃や、マルウェア感染に至る一連の流れ(偵察、侵入、水平展開、目的達成)を体験し、攻撃の仕組みや影響、防御の考え方を学びました。
演習テーマは、①情報セキュリティ基礎、②マルウェアの挙動、③マルウェアキャプチャ、④OSコマンドインジェクション及びその防御、⑤SQLインジェクション、⑥XSS及びその防御の6つで、講師・補助講師を少人数グループに配置し、操作経験の少ない学生も質問しながら演習に取り組める体制としました。
なお、本演習はCo-Nexus C(CYROP: Cyber Range Open Platform)が提供する教育コンテンツ※3の中から演習内容を選定し、SCSKセキュリティが補足資料を作成するとともに、コンテンツの一部を修正して実施しました。

※3 SCSKセキュリティは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティネクサスが主導する「CYNEXアライアンス」に参画しています。本演習では、同アライアンスのサブプロジェクトであるCo-Nexus Cの教育コンテンツを使用しています。

<演習の様子> 左:攻撃手法を解説/右:マルウェアの挙動と情報漏洩リスクを解説

3.参加者の声(抜粋)

4.木更津工業高等専門学校 丸山真佐夫教授からのコメント

高専セキュリティ教育推進センター(K-SEC)では、全国の高専生を対象とした「サイバーセキュリティ演習」を2016年度から継続して開催しており、今年度もSCSKセキュリティ株式会社様のご協力のもと実施することができました。今回の演習には、全国12高専から24名の学生が参加しました。参加者には1・2年生の低学年学生や機械工学科など情報系以外の学科の学生も含まれていましたが、少人数グループごとに講師を配置してていねいにご指導いただいたことで、コマンドライン操作に不慣れな学生も安心して演習に取り組むことができました。

2日間にわたる演習では、情報セキュリティおよびマルウェアに関する基礎講義に続き、OSコマンドインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)をはじめとする6つのテーマについて、講義と仮想環境を用いた実践演習を組み合わせて学びました。実践的かつ体系的な内容で構成された、大変充実したプログラムとなりました。

受講後のアンケートでは、「普段の生活では学ぶ機会の少ないサイバー攻撃の手法や、それに対する防御策について理解を深めることができ、大変有意義だった」「実際に手を動かしながら学ぶことで、意欲的な学習につながった」「一部の演習では課題を解決しきれず悔しさも残ったが、自宅にいながらこのような高度な演習を受講できる貴重な機会だった」といった感想が寄せられました。

学生の感想からも分かるように、本演習は日頃の授業では得がたい実践的な学びの機会となり、参加者のセキュリティに関する知識・技能の向上だけでなく、今後の学習への意欲を高めるうえでも大きな成果をあげることができました。貴重な学習機会をご提供いただいたSCSKセキュリティ株式会社の皆様に、心より感謝申し上げます。

5.今後の展望

SCSKセキュリティは、セキュリティ監視・分析やサイバー攻撃への対応を通じて培ってきた知見を活用し、今後も産学連携による実践的な教育機会の提供を推進していきます。これらの取り組みを通じて、次世代を担うサイバーセキュリティ人財の育成と、安全・安心なデジタル社会の実現に貢献します。

関連リンク

SCSKセキュリティについて
SCSKセキュリティは、サイバーセキュリティ対策に特化したSCSKグループの専門事業会社です。SI事業で培ったコンサルティング・基盤構築・運用サービスと、最新技術を活用した高品質なプロダクトを組み合せることで、顧客企業のサイバーセキュリティリスクを低減するとともに、セキュリティ領域における投資対効果を最大化させ、 安心・安全な社会の実現に貢献いたします。

商号   :SCSKセキュリティ株式会社
代表者  :代表取締役社長 市場 健二
本社所在地:東京都江東区豊洲 3-2-20
出資比率 :SCSK株式会社 100%
事業内容 :セキュリティサービス開発・販売(コンサルティング、脆弱性診断/評価、トレーニング等)、セキュリティ製品販売
URL    :https://scsksecurity.co.jp/

SCSKグループのマテリアリティ
SCSKグループは、経営理念「夢ある未来を、共に創る」の実現に向けて、社会と共に持続的な成長を目指す「サステナビリティ経営」を推進しています。
社会が抱えるさまざまな課題を事業視点で評価し、社会とともに成長するために、特に重要と捉え、優先的に取り組む課題を7つのマテリアリティとして策定しています。 
本取り組みは、「安心・安全な社会の提供」、「いきいきと活躍できる社会の実現」に資するものです。
 -産学連携による実践的な演習プログラムの提供により、次世代サイバーセキュリティ人財の育成を支援。
 -巧妙化・高度化するサイバー脅威への対応力向上を通じて、安全・安心なデジタル社会の実現に貢献。
・SCSKグループ、経営理念の実践となる7つのマテリアリティを策定
https://www.scsk.jp/corp/csr/materiarity/index.html

本件に関するお問い合わせ

【報道関係お問い合わせ先】 
SCSKセキュリティ株式会社 
管理本部 コーポレートマネジメント部 広報担当
E-mail:koho@scsksecurity.co.jp